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根性がない、メンタルが弱いと悩む前に…そもそもやる気が出ないのは低血圧が原因かも!

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やる気を上げる方法や先送りをなくす方法などが最近は耳にすることもあるかもしれません。

根性がない、メンタルが弱いと悩む前に、なんとなくやる気がでない方、疲れやすくてすぐ休みたくなる方は、もしかしたら低血圧が原因かも。

高血圧を注意をするような話が多いため、低血圧についてはあまり深刻に考える方も少ないかもしれません。

僕も低血圧で悩まされ、ひどい時は倦怠感や頭痛などがひどく仕事も勉強もやる気がでませんでした。周りはそれほど真剣に取り合ってくれないので、それも結構シンドいですね…。

低血圧とは?

低血圧は生活習慣病です。放置すると重い症状につながることも…。WHO(世界保健機構)の世界共通基準としては、収縮期血圧100 mmHg以下拡張期血圧60 mmHg以下を低血圧としています。

低血圧の症状としては以下のようなものが上げられます。
・立ちくらみ、めまい
・倦怠感
・手足の冷感
・眠気
・頭痛
・肩こり
・不整脈、動悸
・胃もたれ
・朝はなかなか起きられない

低血圧は誤解されやすい病気です。まず、病気だと思われていないため、体調が悪いと言われてもあまり気のせいと思われたりして周りは真剣に取り合ってくれません。

他にも、自律神経失調症やうつ病と間違って診断され抗うつ剤を処方されてますます具合が悪くなるといったケースもあるそうです。貧血とも間違われやすいですね。

低血圧と貧血の違い

特に低血圧は貧血とよく混同されます。症状も立ちくらみ、めまい、疲労感、失神、朝起きられない、動悸などと非常に似ています。

ですが、原因や仕組みは全く異なります。まず、貧血は血中の赤血球やヘモグロビンの量が減少している状態です(ヘモグロビン:血液の中で酸素を全身に運ぶ役割を担う)。

つまり、貧血の時は全身の細胞に酸素や栄養を送充分に送り届けることができません。そのため、疲れやすかったりめまいなどを生じます。

一方、低血圧は心臓から押し出された血液の血流が弱くなっていたり、末梢に静脈血が溜まってしまったことで生じます。

そのため、血液の循環が弱くなり、全身に充分な血液を送ることができなくなるのです。低血圧ですが以下のように分類されます。

急性低血圧

・ショック症候群
・アレルギー症状
・アルコール
・人工透析 など

ショック症候群は心臓の機能が急激に低血圧症状を発症するもの、事故による外傷性の出血や火傷などが考えられます。

また、アルコールを摂取することにより一時的に血圧が下がることもあります。これは、空腹時にお酒を飲むことで急速にアルコールが吸収され、アセトアルデヒドが血中に増加し血管が拡張されることが原因です。

慢性低血圧

・体質性低血圧(低血圧であっても日常の生活に影響はない)
低血圧であっても日常の生活に支障がなければ特に治療の必要はないそうです。

ですが、実は本人が頑張ったり無理をしているだけで色々な症状が出ている可能性もあるので、その場合はしっかりと治療しましょう!

・本能性低血圧(寝た状態や立った状態に関係なく低血圧であり、症状がある)

・起立性低血圧(寝た状態では正常な血圧で、立った状態になると21 mmHg以上低下する)

椅子から立ち上がったとき、ベッドから起き上がったときなどに急にふらっとしたり倒れたりなどの症状が起こります。

・症候性低血圧(疾患が原因による低血圧)

低血圧の改善

もし病気や薬剤などが原因ではない場合は、ライフスタイルを改善させていきましょう!特に目新しいものでもありませんがこれを行うだけで変化が見られるかもしれません。

①睡眠をしっかり取る

低血圧の方は夜が遅くなる傾向があるようですが早寝早起きを心がけ、睡眠を充分に取りましょう!そして朝は太陽の光もしっかりと浴びましょう。

②朝食をしっかり取る

低血圧の患者さんは朝ごはんが食べられないという方が多いようですが、温めたミルク1杯でも何か口にするようにしましょう。

お勧めはチェダーチーズ。チェダーチーズに含まれるチラミンという物質には血圧を上げてくれる働きがあるようです。

③調子が良くても無理をしない

低血圧の患者さんは普段から思ったようにいかず、自分の生活や生き方に満足感を感じていない方が多いようです。そのため体調が良くなるとつい頑張りすぎてしまいます。

その結果、一気に疲れが出たり、体調を崩してしまいます。少し体調が良くなったとしても、無理せずにゆっくりとやっていくようにしましょう。

④適度な運動

ウォーキングやジョギング、ストレッチなど、簡単に行える運動を継続的に続けることが重要です。

⑤朝のシャワー

入浴も良いですが、シャワーの場合は熱いシャワーを短時間浴びてまみましょう。交感神経の働きが高まり血圧の調整にもつながります。

⑥食事

低血圧の方は健康にも敏感で減塩などにもこだわるかもしれませんが、これは逆効果です。

低血圧の場合は塩分をしっかり取る必要があります。お勧めは梅干しです。塩分と一緒に疲労回復に効果のあるクエン酸もとることができます。塩分以外にもタンパク質(肉類、魚類、納豆など)やミネラル(野菜、海藻類など)の多い食事を心がけてください。

コーヒーや緑茶に含まれるカフェインも交感神経を刺激し、血圧を上げる効果があります。

⑦その他栄養素/サプリメント

・コエンザイムQ10(還元型の方が体内への吸収が良い)
低血圧の方は心臓の力(心拍出量)が弱くなっていますが、コエンザイムQ10により心拍出量が増加すると言われています。(細胞でエネルギーを作る際、コエンザイムQ10が補酵素働きエネルギー産生を助け、特に心筋における効果が高い)

・ビタミン剤
ビタミン剤の場合は、B1(豚肉・うなぎ・たらこ・ナッツ類)、B2(豚レバー・鶏レバー・牛レバー・うなぎ・牛乳)、B12(牛レバー・鶏レバー・カキ・さんま・あさり・にしん)が効果があると言われいます。

まとめ・低血圧とは
WHO(世界保健機構)の基準:収縮期血圧100 mmHg以下、拡張期血圧60 mmHg以下
・低血圧と貧血の違い
貧血:血中の赤血球やヘモグロビンの量が減少
低血圧:心臓から押し出された血液の血流が弱い
・低血圧の改善
睡眠、朝食、無理をしない、適度な運動、朝のシャワー、食事(塩分、タンパク質、ミネラル)、カフェイン、コエンザイムQ10、ビタミン剤など

低血圧の人は、体力の不足分を実は気力で補って生きているのではないでしょうか…。一生懸命頑張って不足分を補っているうちはいいのかもしれませんが、疲れ切ってしまったりしている方も多いと思います。

自分の体を知り、頑張りすぎないようにして少しでも心地よい日々を送っていきましょう。血圧が低いことが全く別の疾患の可能性もあるので、症状がひどい場合は医師に相談をしましょう…。

参考文献

TAKAFUMI

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10年間の東南アジアでの生活後、現在は東京で作業療法士を目指して奮闘中。前職は医薬翻訳。(全米YogaアライアンスRYT200修了)

プロフィール

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